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西村栄美教授ってどんな人?なぜどういった研究をしているの?

幹細胞医学分野で様々な功績をのこしている東京医科歯科大学難治疾患研究所の西村栄美教授。ここでは西村栄美教授について、どういった研究をしているのかを紹介しましょう。

 

【幹細胞医学分野、西村栄美教授とは?】

西村栄美教授は1988年に滋賀医科大学医学部医学科に入学、1994年に京都大学医学部付属病院皮膚科に勤務しました。1995年からは倉敷中央病院皮膚科で勤務をし、1996年には京都大学大学院医学研究科博士課程を取得。2000年には京都大学医学部付属病院皮膚科医員となり、2000年8月にはハーバード大学ダナファーバー癌研究所研究員に。2004年からは北海道大学創生科学研究機構、移植医療組織工学プロジェクト特任助教授に就任。2006年には金沢大学がん研究所幹細胞医学研究分野の教授になり、現在は東京医科歯科大学難治疾患研究所の幹細胞医学分野の教授として日々研究に没頭しています。
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【西村栄美教授の研究内容とは?】

西村栄美教授は2002年にマウス毛包内に黒髪の元となる色素幹細胞があることを世界で初めて発見に成功しました。またその細胞の性状解析を行ったところ、幹細胞の運命決定では幹細胞周辺の微小環境が重要であることが明らかにされました。さらに色素幹細胞の維持に必要な分子をいくつか同定して、その分子の欠損が起こったり、加齢によって幹細胞の維持が難しくなったりすると、色素細胞が不足してしまいまい、毛に色素を供給できなくなることが研究によって明らかになりました。毛に色素を供給できなくなると、白髪を発症してしまうのです。

 

【西村栄美教授の研究成果の意義とは?!】

日本では高齢化社会を迎えており、老化の仕組みやその解明は非常に重要な項目となっています。また加齢が慣例する難治性疾患への対策はすぐに行わなければなりません。西村栄美教授の行っている研究によって加齢による薄毛脱毛の原因が幹細胞など毛包の老化プログラムが存在することによって起こることが分かりました。その分子基盤が解明されてため、老化の仕組みに関して新しい視点を与えることができるようになったのです。えっ本当!?幹細胞の維持に必要なのは17型コラーゲン!毛の老化を抑制する秘密