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幹細胞の維持に必要なのは17型コラーゲン!毛の老化を抑制する秘密

髪の毛の再生には毛の幹細胞である毛包幹細胞が必要になってきます。この毛包幹細胞は加齢によって老化することが西村栄美教授らの研究によって明らかになってきました。ここでは毛包幹細胞の維持に必要なことについて説明していきましょう。

 

【毛包幹細胞の維持には17型コラーゲンが必要】

毛包の基盤となる毛包幹細胞が年を重ねるごとに老化し、毛包が育ちにくくなりミニチュア化することが研究によって明らかになってきました。またマウスの実験では老化によって幹細胞のDNAに傷が残ることも判明。DNAに傷が残ってしまうと17型コラーゲンを分解する酵素がたくさん産生されるようになっていることも分かってきたのです。この17型コラーゲンが分解されて体内で減少してしまうと、毛包自体が小さくなってしまうのです。つまり毛包の育成を促進するためには17型コラーゲンは欠かせない成分なのです。

 

【人の頭皮においても加齢により17型コラーゲンが減少】

加齢により17型コラーゲンが減少するのはマウスに限った話ではなく、人の頭皮においても50〜70代の毛包を研究した結果20〜30代の頭皮に比べて17型コラーゲンの量は減少して、毛包自体が小さくなっていることが分かりました。つまりマウスと同様の仕組みが働いているため17型コラーゲンが減少していると考えられています。つまり幹細胞にあるたんぱく質の一種である17型コラーゲンの減少を抑制することが出来れば、毛包の老化、退化も予防できるため、薄毛や抜け毛の進行を抑えることができるのです。

 

【17型コラーゲンって何?!】

17型コラーゲンはコラーゲン一種であり、現在の研究では経口摂取や外部からの供給はすることができないと言われています。17型コラーゲンは上皮組織の細胞結合の一種である半接着班タンパク質になります。BP180とも言われており膜貫通タンパク質の細胞接着分子になります。発見当時は水泡性類天疱瘡の患者から発見されたのですが、患者特有のタンパク質ということではなく、健常な全ての人に存在するコラーゲンになります。
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